京都の気温をみると、年間で最も低いのが1月下旬から2月上旬あたりですね。実際に感じる「体感温度」を考えると、寒さを覚えるのはその時の温度だけではなく、「風が強い」「空気自体が冷たい」「日差しがない」という3つのタイプに分かれます。
大げさに言えば、気温が5度で風速が10メートルなら、体で感じる温度は氷点下です。 最高気温が10度を下回り、毎分5メートル以上の北風が吹くと、後半ペースダウンし、足が動かなくなることが考えられ、さらに危険なのは体温まで奪われてしまうことです。
- 京都マラソンの給水所では水がおよそ2.5キロごと、スポーツドリンクはおよそ5キロごとにありますので、こまめに給水をしましょう。
- 体温を奪われやすいのは、足首や喉もとです。ネックウォーマーやロングタイツ・レッグウォーマーなどを用意しましょう。
- 給水の際は、こぼしても手袋が濡れないように、手袋を外してコップをつかみましょう。
- 17~31キロ地点の西賀茂橋、北山通、国際会館前折り返し地点は、全コース中、最も気温が低い場所です。ナンバーカードのあたりに防寒素材のものを入れるなど腹部を冷やさないように注意しましょう。
- 17キロ地点から給食の提供も始まります。30キロあたりで、エネルギーが枯渇してしまわないように、水分だけでなく、糖分をとって筋肉にエネルギーを蓄えることも考えておきましょう。